【パナソニック・NECが実践】"留職"を通じた人材育成 ~社外武者修行による人材育成の効果と活用法~
ビズヒント | 株式会社ビズヒント
パナソニック、NECが実践する新たなリーダー創出活動
変化の激しい時代、時代の変化を的確に捉え、既存事業を更に大きく成長させられる人材や新しい事業を創ることができるリーダーを求める声は、以前にも増して強くなってきています。
そして今、あえて社外の修羅場に放り込むことで変革を担える企業リーダーの輩出を目的とした、ベンチャー企業やNPOへの出向や留職に注目が集まっています。
しかし、その一方で、社員を派遣した企業は具体的に何を期待し、派遣を決めたのか、派遣した結果どのような成果が出ているのかについてはまだ多くは語られていません。
そこで、新興国への”留職"を通した人材育成プログラムを提供するNPO法人クロスフィールズとのコラボレーションにより、"社外武者修行によるリーダー育成の進め方"に関するセミナーを3回シリーズで開催します。
第1回目は、留職プログラムを日本で初めて導入したパナソニック社と、NEC社にご協力いただき、
・そもそも留職とは何か
・各企業が海外への人材の派遣を始めた理由
・どのような成果がでているか 等
についてお話しいただく機会を準備しました。
【パナソニック社の取り組み】
・「イノベーションの創出」、「リーダー人材の育成」といった効果を期待し、日本で初めて留職プログラムの導入企業となったパナソニック。当初はCSR部の施策としてスタートしましたが、現在は人事部の施策として様々な部署で展開されるまでになり、現在までに20人以上が留職に参加しています。
・当時CSR部の担当者として、この制度の導入を社内で働きかけて制度化まで成し遂げた原口氏を迎えて、導入のプロセスがどのようなものであったか、また、当時どのような狙いがあったのかを伺います。
・また、第1号の留職者として2012年2月にベトナムに留職をした山本氏を迎え、そのときの体験がどういうものであったのか、また、その経験がいまどのように繋がっているのかに迫ります。
【NEC社の取り組み】
・グローバルな視座を持つ研究者の育成を目的とし、2013年より留職を活用するNEC。
・2013年に第1号の参加者として、半年間にわたってインドの世界的に有名な社会的企業へと留職した安川氏。彼が現地でどのような成果を残したのか、また、その経験をもとに現在彼がどのようなチャレンジを行っているのかについて語ってもらいます。
ネットワーキングの時間も設けておりますので、人材育成に関する社外の仲間を見つけたい方も奮ってご参加ください。
人材育成の次の一手を打ちたいと考える人事・経営者・企画部門の方のご参加をお待ちしております。
■このような方にオススメです:
・研修中心の人材育成を行っているが、成果が出ているかに自信を持てないHR関係者の方
・リーディング企業による先進的なリーダー育成の取り組みとその背景について知りたい方
・リーダー育成が必要だと思うが、具体的に何をしていいかわからない方
・新興国でのビジネスに関する検討を開始したい経営者の方
■講師プロフィール:
特定非営利活動法人クロスフィールズ
代表理事 小沼 大地 氏 (小沼氏の最新記事はこちら)
一橋大学社会学部を卒業後、青年海外協力隊として中東シリアで活動。帰国後に一橋大学大学院社会学研究科を修了、マッキンゼー・アンド・カンパニーにて勤務。同社では人材育成領域を専門とし、国内外の小売・製薬業界を中心とした全社改革プロジェクト等に携わる。2011年、ビジネスパーソンが新興国のNPOで社会課題解決にあたる「留職」を展開するNPO法人クロスフィールズを創業。2011年に世界経済フォーラム(ダボス会議)のGlobal Shaperに選出。2014年、日経ソーシャルイニシアチブ大賞・新人賞を受賞。国際協力NGOセンター(JANIC)の常任理事、新公益連盟(社会課題の解決に取り組むNPOと企業のネットワーク)の理事も務める。
9月2日発刊『働く意義の見つけ方 ―仕事を「志事」にする流儀』(ダイヤモンド社)を上梓
パナソニック株式会社
原口雄一郎氏
同社社会文化グループ 戦略推進室在籍中。2012年に日本で初めて留職事業を導入。
山本尚明 氏
スペース&メディア創造研究所在籍。日本で初めての留職経験者。
日本電気株式会社
安川展之氏
2013年に同社第1号の参加者として、半年間にわたりインドの世界的に有名な社会的企業へと留職。
■日時:
2016年9月7日(水)19:00 ~21:30 (18:45開場)
■プログラム:
* 18:45 開場
* 19:00 開会、あいさつ
* 19:05 留職を通じた枠を飛び越える人材の作り方(小沼氏)
* 19:35 パネルディスカッション
- 導入を決めた背景(人材育成研修への社内ニーズと留職制度の合致点等)
- 留職経験(現地での経験、及び派遣前後のフォローアップ研修等)
- 留職による効果(各登壇者の現在、及び社内の状況)
* 20:10 Q&A
* 20:30 ネットワーキング
* 21:20 閉会、アンケート記入
※ プログラムの内容は変更になる可能性がございます。
■場所:
Impact HUB Tokyo
東京都目黒区目黒2-11-3
■参加費:
特別価格 3,000円(税込) ※ドリンク/軽食付き
■定員:
40名
■本シリーズの今後の登壇者紹介
10月5日(水)
テーマ:留職プログラムの導入による人材育成効果と、現地留職経験の紹介
登壇者:株式会社日立製作所、日本たばこ産業株式会社(いずれも人事担当者、留職経験者ともに登壇予定)、NPO法人クロスフィールズ代表理事 小沼大地氏。
11月9日(水)
テーマ:社外での実務経験の効果とは?同サービスを提供する3団体からの実例紹介と提言
登壇者:独立行政法人 国際協力機構(JICA)、株式会社ローンディール、NPO法人クロスフィールズ
■お申し込みについての留意事項:
・お申し込み後に参加できなくなった場合でも返金はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
■主催:
BizHint運営事務局
お問い合わせフォーム:https://bizhint.jp/inquiry
受付時間:平日10:00~17:00(土日祝祭日を除く)
■会場協力:Impact HUB Tokyo
Impact HUB Tokyoは、株式会社HUB Tokyoが運営をする、社会的インパクトを生み出そうとする起業家やチェンジメーカーのコミュニティであり、欧州、北米、アジア、アフリカなど、世界約81箇所に存在し、のべ15,000人を超えるImpact HUBネットワークの一員です。2013年2月の開設以降、現在、150名を超える起業家、スタートアップチーム、企業内起業家、NPOリーダー、フリーランス、アーティスト、エンジニアなどが集まるコミュニティへと成長し、メンバー間のコラボレーションを生み出しながら今なお拡大を続けています。
日本語版サイト http://hubtokyo.com/ English site: http://en.hubtokyo.com/
つづきを読む